船橋の動物病院・さきがおか船橋動物病院
〒274-0807 千葉県船橋市咲が丘1-3-6
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フィラリア症(犬糸状虫症)って何?
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フィラリア症(犬糸状虫症)って何?
こんにちは看護師の山崎です
ようやく春らしく暖かい日が増えてきましたね
最近では、早くも病院の前にたくさん蚊が飛び始めています
今回は、これから予防が始まるフィラリア症についてお話します
◎フィラリア症(犬糸状虫症)って何?
蚊が運んでしまう伝染病の一つで、心臓に寄生する寄生虫です。
蚊がフィラリアに感染している犬を吸血した際に、
フィラリアの子虫も同時に吸引され、
蚊の体内に侵入して発育を開始します。
蚊の体内で数週間かけて育った幼虫は、
感染力を持つようになり、
その蚊が新たな犬を吸血するときに、
針の刺し口から侵入します。
侵入した幼虫が体内を周りながら成長し、
成虫になると心臓にいきます。
成虫が心臓いくと、血管に詰まったり、
心臓の機能を阻害することがあるため、
運動を嫌がる・呼吸が荒くなる・咳が出る
・おなかが膨張するなどの様々な症状が出ます。
◎フィラリア予防薬って?
フィラリアの予防薬は、ワクチンとは違います。
身体に免疫を作る訳ではなく、蚊が運んで来たフィラリアの幼虫が、
血管や心臓に入って大人になる前に駆虫するお薬です。
そのため、1ヶ月に1回の予防が重要になります。
※現在当院では、月に1回の飲み薬と、
一回で一年間予防出来る注射タイプがございます。
◎予防する期間は?
予防期間は、蚊の出始めた1ヶ月後から、蚊がいなくなって1ヶ月後までです。
[4月下旬もしくは5月上旬~11月下旬もしくは12月上旬]
一番大切なのは最後までお薬を飲ませることです。
最後のお薬を忘れてしまうと、幼虫が身体に感染していた場合、
次の年には大人のフィラリアがいることになります。
処方されたお薬は、最後までしっかり飲ませましょう
※シーズン最初のお薬は、検査にてフィラリアがいない事を確認しての処方になります。
大切なペットの為に、毎年忘れずに予防してあげましょう
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